2011.11.12 第2回 日本韓国語教育学会 国際学術大会

       

会場の目白大学新宿キャンパス・10号館

受付の様子→

 

第一部 シンポジウム 

姜奉植会長の開会辞

目白大学外国語学部韓国語学科長・金敬鎬先生(本会副会長)の祝辞

アジア韓国語文化教育研究学会長・金重燮先生の祝辞

耳を傾ける参加者

シンポジウム

司会:金重燮

登壇者:

 呉英元(日本/二松学舎大学名誉教授)

 李潤玉(日本/近畿大学)

 金哲(中国/山東大学)

 金京善(中国/北京外国語大学)

 呉宣榮(香港/香港CITY大学)

「日本における韓国語教育の現状と展望」

呉英元            

 

(発表の抜粋)日本での韓国語学習者は増加の一途を辿っており、4年制大学では半数の大学で韓国語教育が実施されている。「世宗学堂」における受講者も増加しており、韓国語教師研修にも関心が高まっている。日本における大学・高校の韓国語講師の養成や韓国語教授方法、教育内容、学習者に対する方向性を示す政府または教育機関の協力が切実に必要である。そのためにも東アジアにおける学者・教育者の大いなる関心と、研究を通しての情報交流や活動を期待する。
※呉先生は2011年10月9日「ハングルの日」慶祝式においてハングル発展有功者・大統領表彰を受賞されました

「アジアと日本の韓国語教育の現状と展望」

  ―近畿大学「韓国語・文化」専攻の場合―

李潤玉          

近畿大学での「中国・韓国語文化コース」志願者数、第2外国語の韓国語受講者数の4年間の推移を発表。また志望動機が2008,9年の「韓国に興味がある」に加えて、「Kpopが好き」「就職のため」など多様化してきている。

また現状での問題点、展望について発表。

 「中国における韓国語教育の現況およびその課題」

   金  哲          

 中国での(外国語としての)韓国語教育は65年にわたる歴史をもち、困難を乗り越え発達してきた。とくに中韓修交(1992年)以後、韓国語が一躍く脚光を浴び、教育機関も幾何学的に増えるという状況である。しかし世界経済の停滞などで韓国企業の対中国投資も萎縮するなどの問題もあり、韓国語教育にも影響を及ぼしかねない。もう一度韓国語教育を見直し、教育の質を上げていきたい。

↑1992年~2000年頃に問題となった事柄を説明。

1.「韓国語」か「朝鮮語」かの名称問題

2.文法や正書法の違い

3.各種教科書の統一問題

  「中国の韓国語教育の現況とその問題点」

金京善          

1950年代に朝鮮語教育として始まった韓国語教育は2009年の統計では、韓国語学科(国立私立の4年制・3年制の専門大学併せて)は140個、教員数1300名、学生3万名であったが、2006年には専門大学だけで160個となり、第二外国語で韓国語を学ぶ学生を含めるとかなりの人数になっている。

以下4項目に分けて中国の韓国語教育について発表がなされた。1.学科基本状況 2.教授陣 3.教材 4.問題点

 「香港の韓国語教育現況と展望および問題点」

呉宣榮            

香港で韓国語教育が高等教育機関で実施されたのは2000年代以後である。中韓修交、香港への韓国企業進出、2004年の大長今にはじまる韓流ブームなどにより発展してきた。
以下具体的な韓国語教育の発表。
1.韓国語教育機関 2.韓国語過程別開設現況 3.韓国語教育の問題点 4.韓国語教育の展望
※呉宣榮先生は2011年10月9日ハングルの日に韓国語教育発展の功労が認められ国務総理表彰を受賞されました。

 第二部(研究発表)の写真はこちら

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