第9回 日本韓国語教育学会 学術大会

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2018.11.10(土) 午後 研究発表【第1分科】

선어말 어미 '-시-'가 사용되지 않는 발화 상황에 관한 일고찰-드라마 대사와 설문조사의 분석결과를 중심으로-(先語末語尾-si-が使われない発話状況に関する一考察)

김아란(上智大学  言語教育研究センター准教授)

-si-を用いる対象や状況に焦点を当てた研究は多いが、どのような場合に-si-を用いないかを分析したところ、大きく3つの場合があることが分かった。また親密度の差・動詞が2つ続く場合・男女の差による使用傾向の違いも見た。

韓国語学習者の発話を一般の韓国人はどのように評価するか;「わかりやすさ」観点を中心に

崔 文姫(熊本県立大学)

日本人韓国語学習者の発話に対して、一般の韓国人が「わかりやすい」と判断・評価する要因を調査・分析した。韓国人母語話者は「話し方」「文法性」「つながり」の3つの潜在的な基準で評価しており、特に「話し方」、言い換えれば「流暢性」「積極性」「抑揚」「話すスピード」「発音」「声の大きさ」などが「わかりやすさ」の評価に大きく関与していることがわかった。

日本人韓国語学習者の作文における表記の誤用とその原因-分かち書きを中心に-

金 珉秀(東海大学)

日本人学習者の作文における分かち書きの誤用パターンを分類し、その誤用パターンとオンライン辞書ツールの検索結果を比較考察した。その結果、誤用パターンがこのツールの検索結果と類似していた。特に離して書く誤用(수학여행を수학 여행, 그중を그 중とする誤用)はこのツールの検索結果と類似しており、日本人学習者の誤用に影響を与えている可能性がある。

통역 목적 한국어 발음 수업의 교수 방안 제안-통역 능력과 발음 능력의 적용 사례-(通訳目的の韓国語発音授業における教授方案の提案-通訳能力と発音能力の適用事例)

呉 文慶(成均館大学校)

通訳を目的とする留学生対象の韓国語の発音教育は、通訳をする状況で具現される発音能力を目標にしなければならない。これを具現化させるために通訳能力と発音力をつなぎ合わせる発音教授案を提案した。通訳能力は専門通訳士という職業において必要な能力であるが、高度な発音能力が前提になる。実際の授業の運営事例も紹介した。

韓国語学習者における学習者主体の学習の試み~作文授業を通して~

沈 智炫(長崎外国語大学)

外国語の作文教育が、結果や成果中心のアプローチから、学習者同志が作文内容を把握し、自分の考えを書き、考察し、議論して書き直すというプロセス中心のアプローチが強調されている。筆者の授業におけるピア・レスポンス(peer response ・・・お互いに書いた作文について書き手と読み手の立場を交換しながらフィードバックを通して作文内容を検証する活動)を取り入れ、ペア活動により談話能力を養成する韓国語作文授業の実践内容を報告した。

 

呉英元先生の自叙伝                    朝日出版社の韓国語テキスト

文責:JAKLE広報担当(連絡メール)

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