第8回 日本韓国語教育学会 学術大会

                                                         第1分科  第3分科  

2017.11.3(土) 午後 研究発表【第2分科】

韓国語語彙指導についての一考察

金奈淑(名古屋韓国学校 主任)

外国語教育における語彙学習において、今井(1993)は中心義とそこから拡張された意味のカテゴリーとして理解されるべきであり、母国語と外国語のカテゴリーの範囲や内部構造の違いを提示することが有用であると主張している。これに従い「두다」と「놓다」と「置く」の3語を対象として各中心義と複数の意味を提示し、対応関係を明らかにすることによる語彙指導方法を考察した。

アカデミック韓国語におけるリスニング力向上のための教授法に関する一考察

오문경(成均館大学校 招聘教授)

講義の聞き取りは対話の聞き取りとは異なる活動である(Richard1983など)。それで韓国の大学で学ぶ外国人留学生に対する「講義聞き取り能力」について再考察し、さらに講義の理解だけでなく評価課題への能動的な取り組みができるための教授方案を提示する。その事例としてA大学での「アカデミック韓国語講義聞き取り授業」を紹介した。

韓国語学習における誤用とその指導について 

印省熙・宋美玲・白寅英・山田佳子

(早稲田大学・東京外国語大学・獨協大学・新潟県立大学)

日本人韓国語学習者の作文に実際に表れた誤用例から約100項目を取り上げその特徴と原因を分析し、テキストや参考書の調査を行い指導の手引きを作る研究を続けている。今回は「지내다→보내다」,「간단하다→쉽다」,「가다→다니다」,「기억하다→외우다」,「가→를」,「하는/한→할」の6項目について取り上げる。

초급 한국어 수업에 있어서 반전 수업의 실천(初級韓国語授業における反転授業の実践)

金 昌九(藤女子大学)

大学で韓国語を学ぶ初級レベル学習者を」対象とした反転授業(flipped classroom)の実践プロセス(授業デザイン、講義動画作成・配布等)、そしてその効果について分析結果を通して発表した。分析は①学習者の講義動画活用実態、②反転授業に対する学習者の意識、③学習成果、の3点について行った。

일본어를 모국어로 하는 일반목적 초급 학습자를 위한 한국어 교재의 개선 방안-초급 문법, 용언의 활용을 중심으로-(日本語を母語とする一般目的初級学習者のための韓国語教材の改善方案-初級文法、用言の活用を中心に)

임 문택(무지개韓国語学院 学院長)

日本で一般成人学習者向けに出版されている韓国語初級教材の分析とその改善方案を提示した。本人が学習機関の現場で学習者と共に経験し共感してきた韓国語の習得過程をわかりやすく体系化し、初級段階で学ぶべき文法構造の枠組みと実践方法を提案した。

質疑応答

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